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髪の毛つまりに使える排水口洗剤とは?選び方とおすすめを紹介

排水口に髪の毛がたまって水が流れにくくなると、「家にある洗剤で溶かせないだろうか」と考える方もいるでしょう。
そこで、髪の毛によるつまりには、液体パイプクリーナーが役立つ場合があります。

しかし、どの洗剤でも同じような効果が期待できるわけではありません。
成分や粘度、使用場所、排水管の素材に対応しているかによって、適した洗剤は変わります。
そのため、選び方を誤ると思うような効果が得られないだけでなく、ニオイが残ったり、部材を傷めたりすることもあるのです。

この記事では、髪の毛つまりに向く排水口洗剤の選び方や洗剤の種類、効果を引き出しやすい使用方法、やってはいけない行為、洗剤で改善しない時の考え方についてご紹介します。

目次

髪の毛のつまりは溶かせる?

髪の毛による軽いつまりは、液体パイプクリーナーで汚れを落としやすくし、水の流れを改善できる場合があります。
ただし、排水管の奥で汚れが塊になっている場合や、髪の毛以外の異物が混じっている場合は、洗剤だけでの解消は難しくなります。

また、液体パイプクリーナーは髪の毛を完全に溶かすものではありません
髪の毛と一緒にたまったぬめりや皮脂汚れを浮かし、落としやすくすることで水の流れを改善できるのです。

髪の毛の詰まりを解消すべきサイン

髪の毛のつまりを解消すべきサインは、水の流れとニオイの変化に表れます。
髪の毛だけでもつまりの原因になりますが、実際には皮脂や石鹸カス、ぬめりと絡み合うことで排水口の流れをさらに悪化させる場合があります。
なお、早い段階で対処すると、液体パイプクリーナーだけで改善できる可能性もあるでしょう。

水の流れが悪い

水が引くまでに時間がかかったり、排水口の周りへ水がたまりやすいといった症状は、髪の毛やぬめりの蓄積が進んでいるサインです。

こうした段階であれば、髪の毛・ヌメリへ対応する液体パイプクリーナーで改善する余地があります。
反対に、まったく水が流れない、今にもあふれそうな場合は重度のつまりが起きていると見たほうがよいでしょう。

悪臭がする

髪の毛に皮脂や石鹸カスが絡み、そのままぬめりへ育つと、排水口から嫌なニオイが上がりやすくなります。
髪の毛やぬめりは、つまりだけでなくニオイの原因にもなるため、排水口のニオイはつまりが進んでいるサインの一つです。

なお、水の流れに大きな問題がなくてもニオイがある場合は、軽いつまりが起き始めている可能性があります。

髪の毛のつまりを溶かす!液体パイプクリーナーの選び方

髪の毛のつまりを溶かす洗剤を選ぶ際は、水酸化ナトリウムなどの成分や高粘度ジェルかどうか、使用場所や素材への適合を確認することがポイントです。
洗剤は洗浄力の強さだけで選ぶのではなく、排水口の場所と排水管の素材に合っているかを確認する必要があります。

水酸化ナトリウムの濃度が高いものを選ぶ

まず髪の毛つまり向けには、水酸化ナトリウムが成分一覧に入っているかを確認します。
排水パイプ用洗浄剤には、水酸化ナトリウムと次亜塩素酸塩が配合され、髪の毛やぬめりの洗浄に使われる製品があります。

使用する際には、使用場所や排水管の素材適合、使用不可の場所の有無、使用上の注意を必ず確認しましょう。
ただし、アルミ・銅・ホーローなどの金属製品に注意が必要な製品もあり、使用場所によって向き不向きがあります。

また、製品によっては、トイレへの使用を避けるよう明記されているものもあります。
そのため、同じ排水口用の洗剤でも、浴室・洗面所向けか、トイレ向けかで役割が異なるのです。

汚れに密着する高粘度ジェルタイプを選ぶ

汚れに密着する高粘度ジェルタイプは、髪の毛によるつまりのケアに適しています。
高粘度ジェルが排水パイプに付着した髪の毛やぬめりに密着します。

なお、液がさらさらしているタイプより、排水口の内側へとどまりやすいため、髪の毛やぬめりへ触れている時間を確保しやすくなるのです。
洗面台や浴室のように排水口からすぐ下に曲がりや段差がある構造では、汚れに密着しやすいジェルタイプが適している場合があります。

排水管の素材や場所(浴室・洗面所)に合わせて選ぶ

排水管の素材や場所に合わせて選ぶ点も欠かせません。
液体パイプクリーナーは浴室や洗面所の排水パイプ・排水口に使用できる一方で、ディスポーザーや浴槽の排水栓には使用しないよう案内されています。

さらに、金属製品や一部の素材へ変色・脱色の可能性があるため、洗面台のオーバーフロー穴まわりや金属部品が近い排水口では、液が周囲に付着しないよう注意が必要です。

髪の毛を溶かす洗剤の種類

髪の毛を溶かす洗剤の種類は、超強力アルカリ性洗剤、ドラッグストアで見つけやすい定番の液体パイプクリーナー、泡で広がる発泡タイプなど幅広くあります。

しかし、どれが最適なのかは「髪の毛の量」「ぬめりの強さ」「排水口の場所」の3つで変わります。
洗浄力の強いタイプを選べばよいわけではないため、使用方法や、排水口の場所・素材に合っているかを確認することが肝心です。

超強力アルカリ性洗剤

超強力アルカリ性洗剤は、髪の毛やぬめりの蓄積が進んだ排水口に使用されます。
このタイプは、水酸化ナトリウムや次亜塩素酸塩を含み、髪の毛やぬめりによるつまり、ニオイに効果が発揮されます。

ただし、洗浄力が強いぶん、換気や手袋、単独使用、放置時間の厳守といった基本を守ることが肝心です。
使用場所や素材に合わないと、部材を傷めたり変色を招いたりすることがあるため、「洗浄力が強いから万能」と考えるのは避けましょう。

ドラッグストアで買える手軽で強力な定番商品

ドラッグストアで買える手軽で強力な定番商品としては、液体パイプクリーナーの高粘度ジェルタイプが選びやすいでしょう。
主な使用方法は、排水口のごみ受けにたまった髪の毛やごみをあらかじめ除去し、原液を注いで15~30分程度置き、その後に十分な水で洗い流す流れです。

ドラッグストアで手に入りやすく、浴室や洗面所の排水パイプに使用できる製品が多いため、初めて使う液体パイプクリーナーとして選びやすいタイプです。

泡の力で包み込む発泡タイプクリーナー

泡の力で包み込む発泡タイプクリーナーは、排水口の表面まわりへ広がりやすいタイプになります。
しかし、髪の毛のつまりに対しては、高粘度ジェルタイプほど長く密着しにくい可能性があります。

泡タイプは「軽いぬめりや表面側の汚れ」、高粘度ジェルタイプは「髪の毛やぬめりがまとまった状態」と分けて考えると選びやすくなるでしょう。

髪の毛のつまりを溶かすポイント

髪の毛のつまりを溶かすポイントは、薬剤投入前の予備洗い、放置時間の厳守、最後の十分な流水の3つです。
排水パイプ用洗浄剤は使用量の目安と放置時間を守り、最後に十分な量の水を流すことがつまりの改善につながります。

薬剤投入前に予備洗いをする

まず、薬剤投入前に予備洗いをすることで、洗剤が髪の毛やぬめりに密着しやすくなります。

なお、排水口の表面に髪の毛の塊が見えているなら、手袋を着けて除去してから洗剤を使用しましょう。
表面のごみを残したままでは、洗剤が奥まで届きにくくなります。

薬剤の放置時間を守る

薬剤の放置時間は必ず守りましょう。
排水パイプ用洗浄剤の使用方法は、15~30分程度置き、長時間放置しないようにします。
反対に、放置時間が短すぎると効果があまり見られず、長すぎても部材への負担や再固着の心配が出やすくなるため、説明通りに進めることが欠かせません。

最後は大量の水で流す

最後は大量の水で流して、洗剤と浮いた汚れをしっかり押し流します。
十分な量の水を流すことがポイントで、ため水を一気に流す方法が案内されている製品もあります。

ただし、つまりがひどくて水がほとんど流れない状態なら、大量の水を一気に流すのは避けましょう。
まずは少量で流れが戻ったかを確認し、そのあとで十分な水量へ調整しながら流すのが安全です。

パイプクリーナーを使う前に確認したい注意点

液体パイプクリーナーを使用する前には、対応する素材や使用量、放置時間、換気方法などを確認する必要があります。
髪の毛のつまりに最適な洗剤でも、使用不可の場所や素材があり、使用方法を誤ると事故や変色につながるでしょう。

使用できない素材や場所がないか確認する

パイプクリーナーを使用する前に、使用不可の素材や場所がないかを最初に確認します。
特にアルミ・銅・ホーローなどの金属製品には注意が必要です。
また、ディスポーザーや浴槽の排水栓には使用しないようにしましょう。

しかし、洗面所と浴室では部材の構成が違うこともあるため、使用前にラベルの適用場所を確認することが肝心です。

換気をしてゴム手袋を着用する

パイプクリーナーを使用する際は、換気してゴム手袋を着用することも欠かせません。

また、窓やドア、換気扇など2か所以上で空気の流れを作る換気も重要なポイントです。
髪の毛のつまり向けの洗剤は強いアルカリ性や塩素系成分を含むことがあるため、素手で触れたり、閉め切った空間で使用しないようにしましょう。

必ず使用量と放置時間を守る

必ず使用量と放置時間を守りましょう。
つまり予防、解消、ぬめり除去の3つで使用量の目安が分かれており、汚れの程度で使用する量は異なります。

多く入れたほうが早く効くとは限らないため、製品に記載されている量を基準に進めたほうが安全です。

排水口洗剤を使う際のNG行為

排水口洗剤を使用する際のNG行為は、酸性タイプとの混用、長時間の放置、ひどいつまりへ一気に大量の水を流すことの3つです。

いずれも早く解消したい時に取りがちな行動ですが、事故やつまりの悪化につながる可能性があります。
安全に進めるためにも、やってはいけないことを先に押さえておくとよいでしょう。

塩素系と酸性タイプを混ぜない

塩素系洗浄剤と酸性タイプの製品が混ざると有害なガスが発生するため、絶対に混ぜないようにしましょう。

さらに、塩素系洗浄剤はアンモニアと反応すると有毒なクロラミンを発生させる可能性もあります。
そのため、別の洗剤を連続で使用する際は、前の成分が残っていないことを確認することが欠かせません。

長時間放置しすぎない

排水パイプ用洗浄剤では、投入したら一切こすらず15~30分程時間を置きましょう。
使用後は長時間放置せず、指定された時間を守って洗い流すよう案内されています。
長く置けば必ず効果が上がるわけではないため、部材への負担や汚れの再固着につながるおそれがあります。

つまりがひどい状態で大量の水を一気に流さない

排水口のつまりがひどい状態で大量の水を一気に流すことは避けましょう。
最後は十分な水で流すのが基本ですが、まったく流れない状態で一気に水を流すと、排水口から水があふれることがあります。

大量の水を流す際は、洗剤を使用したあとに水の流れが確保できている場合を前提としています。
つまりが悪化している状態なら、少量の水で様子を見ながら進めたほうが安全です。

業者に相談したほうがよいケース

水道修理業者に相談したほうがよいケースは、洗剤を使用しても流れが改善しない時、水が逆流している時、排水管の奥でつまりが起きている可能性がある時の3つです。
洗剤を繰り返し使用するより、早めに原因を特定してもらったほうが結果として負担を抑えやすくなるでしょう。

洗剤を使っても改善しない場合

洗剤を使用しても改善しない場合は、髪の毛だけではなく、つまりの位置がもっと奥にあるといった原因が考えられます。
表面の髪の毛やぬめりであれば、液体パイプクリーナーで落としやすくなることもあるでしょう。

しかし、長年たまった汚れや排水管の奥の固まりは、洗剤だけでは崩しきれない場合があります。

水が逆流している場合

水が逆流している場合は、髪の毛だけの軽いつまりではなく、排水経路のかなり手前で流れが止まっている可能性があります。

この状態では、薬剤を使用した後に水を流す作業自体に注意が必要です。
排水口から水が戻ってくる、洗面台や浴室の水がなかなか流れない場合は、ご自身で無理に作業を続けないことが賢明です。

排水管の奥でつまりが起きている可能性がある場合

排水管の奥でつまりが起きている可能性がある場合も、水道修理業者へ相談しましょう。
表面のごみを取り除いて液体パイプクリーナーを使っても改善しにくい場合は、奥の配管でつまりが進んでいる可能性があります。

そのような状態では、市販の洗剤や簡単な掃除だけでは対応しきれない場合があります。

重曹や酢で髪の毛のつまりを溶かすことは可能?

重曹や酢は補助策として試せる場合がありますが、髪の毛そのものを溶かす効果は期待しにくいと考えられます。
重曹とクエン酸は水に加えると泡が立ち、その泡で軽いぬめりや汚れの除去に効果を発揮できるものです。

しかし、髪の毛やぬめりを溶かす目的の液体パイプクリーナーと比べると、強い洗浄力は期待しにくいでしょう。
重曹や酢は軽いつまりの補助策として考えるほうが現実的といえます。

髪の毛の詰まりを防ぐ方法

髪の毛のつまりを防ぐ方法は、排水口へ髪の毛を流し込みにくくすることと、軽いうちに除去することです。
つまりが悪化してからパイプクリーナーを使用するより、日頃から対策を続けたほうが排水口をより安定して保ちやすくなります。

排水口にはヘアキャッチャーを設置する

排水口にはヘアキャッチャーを設置してみましょう。
ヘアキャッチャーを設置することで、髪の毛が排水管へ流れ込む量を減らせるため、液体パイプクリーナーを使用する頻度も下がりやすくなります。

浴室や洗面所は髪の毛が流れ込みやすい場所なので、入口で受ける仕組みを作ることがつまりの予防策といえます。

定期的にたまった髪の毛をとる

定期的にたまった髪の毛を除去することも、つまり予防の大切なポイントです。

髪の毛は皮脂や石けんカスと絡み合うことで、排水口の流れを悪くしやすくなります。
そのため、普段から排水口のごみ受けにたまった髪の毛やごみをこまめに除去しておけば、つまりも起こりにくくなるでしょう。

定期的に掃除をする

排水口を定期的に掃除をすることが、髪の毛によるつまりを防ぐための効果的な予防策になります。
排水口周りを軽く掃除し、必要に応じて液体パイプクリーナーを使用しましょう。

流れが悪くなる前に手入れしておくことで、強力な洗剤や大がかりな対処が必要になる場面を減らしやすくなります。

水道トラブルならやまなし水道職人にお任せ

髪の毛のつまりに最適な洗剤を選ぶ際は、水酸化ナトリウムなどの成分や高粘度ジェルかどうか、使用場所や素材への適合、安全な使用方法を確認することが欠かせません。
軽いつまりなら、液体パイプクリーナーで改善しやすい場合がありますが、逆流や頑固なつまりの場合は無理に作業をしないのが賢明です。

やまなし水道職人では、山梨県内の水回りトラブルに対応しており、365日24時間お問い合わせを受付けております。
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※本記事でご紹介している方法は、一般的な対処法の例です。
作業を行う際は、ご自身の状況や設備を確認のうえ、無理のない範囲で行ってください。
記事内容を参考に作業を行った結果生じた不具合やトラブルについては、当社では責任を負いかねます。
少しでも不安がある場合や、作業に自信がない場合は、無理をせず専門業者へ相談することをおすすめします。

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