水コラム

洗濯機

洗濯機の排水ホース交換に挑戦!外し方から取り付け方まで手順を解説

洗濯機の排水ホースは、床側へ水を流す最後の通り道です。水漏れやつぶれ、接続不良が起きると、床がぬれたり、排水エラーが出たり、排水口からニオイが上がったりします。

外から見えるホースの付け替えで済む機種もありますが、真下排水や本体底面の引き出し位置変更が必要な機種は、販売店や施工担当者へ依頼した方がよいでしょう。本記事では、古い排水ホースの外し方から交換のサイン、お手入れ方法、業者へ依頼したいケースまで紹介します。

古い排水ホースを自身で外す手順

排水ホースを外す前に、作業範囲が外から触れる部分だけで完結するかを確認しましょう。

特に、排水口が本体の真下にあるケースや、排水ホースの取り出し位置を左右で変更する作業は、自身で進めないことが肝心です。外から見えるホース交換で済むなら、まず残水処理と固定具の確認から始めましょう。以下で、古い排水ホースを自身で外す手順を整理します。

洗濯機内とホース内の水を抜く

まず、洗濯槽内は短時間の脱水で水気を減らし、排水ホースは排水口から抜いて中の水を出します。そのため、バケツや雑巾を用意し、ホースを低い位置でゆっくり外すのがポイントです。

一方で、ドラム式で排水ができていないときは、電源を切ると排水弁が閉まって水が抜けにくくなる場合もあります。内部ホースの残った水が出るため、床へは流さず、ホース先端を容器へ向けましょう。

もし、途中で水が残っているときは、無理に傾けず少しずつ排水します。

安全のため電源プラグと給水ホースを確認する

残水の準備が整ったら、電源プラグを抜き、蛇口を閉めます。もし、給水ホースを外す必要がある場合は、水栓を閉めたあとに電源を入れて短時間運転し、ホース内の水圧を抜いてから取り外すのが基本的な流れです。また、給水ホース内にも水が残るため、タオルを当てながら進めましょう。

一方で、給水ホースを外さない作業でも、洗濯機を少し動かした拍子に引っ張られないか確認します。コードやホースに張りがある状態で本体をずらすと、給水側や排水側の接続部へ余計な負担がかかります。

クリップの種類別の取り外し方

排水ホースの固定部は、ホースバンド、ホースクリップ、ホースフックなど機種で異なります。本体側の接続部へホースを差し込んだあとにホースバンドを奥までずらして固定する構造や、延長ホースをホースクリップで留める構造、引き出し位置の変更時にホースフックへ固定する構造があります。

これを逆順にたどれば外しやすくなるでしょう。つまみを挟んでずらすタイプはつまみ部をしっかりつまみ、ねじで締めるタイプは対応するドライバーで少しずつ緩めます。もし、固定方法がわからない場合は、無理に触らず取扱説明書や販売店で確認すると安心です。

古いホースを引き抜く際の注意点

まず固定具を外したら、古いホースはひねりながらまっすぐ引き抜きます。斜めにこじると差し込み口を傷めやすく、水漏れが起こりかねません。

また、ホース先端にホースピースやスリーブが付いている機種では、必要部品をなくさないよう保管します。一方で、ホースが硬化して外れにくいときに、強い力で一気に引くのは避けましょう。傷みが進んだホースは再利用を避けることが肝心です。

新しい排水ホースを取り付ける手順

新しい排水ホースの取り付けでは、本体側を確実に固定し、排水口側へ無理なく差し込み、ねじれやつぶれを作らないことが肝心です。

以下で、新しい排水ホースを取り付ける手順を整理します。

新しいホースを洗濯機本体へ接続する

本体側は、接続口へ新しいホースをしっかり差し込み、ホースバンドを奥までずらして固定します。まず、設置前に外部排水ホースを本体へ接続し、ホースバンドを所定位置へ移動させましょう。また、差し込みが浅いと運転中の振動で抜けるおそれがあるため、しっかり差し込みを行うことが欠かせません。

一方で、型番ごとに純正の排水ホース品番が異なる機種もあります。もし、見た目が似ていても差し込み径や先端形状が合わないケースがあるため、購入前に型番と品番を確認しておくことがポイントです。

排水口への差し込みとクリップでの固定

排水口側は、スリーブやホースピースを付けたまま差し込むタイプが多くあります。まず、スリーブを外さず排水パイプへ差し込みましょう。もし、外してしまった場合は先端が変形して水漏れの原因になりやすいため、引っ張っても抜けない程度まで差し込み、必要に応じてクリップやホースバンドで固定します。

また、排水口の形状によっては、ホース先端のフックを外してから差し込む機種もあります。特に、フックが邪魔になる場合はスリーブを外し、先端部を押さえてフックを抜き、スリーブを付けなおしてから差し込む流れです。型番によって手順が異なるため、説明書どおりに進めることがポイントです。

折れ曲がりや勾配をチェックし試運転で水漏れを確認する

取り付け後は、ホースにねじれやつぶれがないかを確認します。まず、高く持ち上げすぎないことと、流れを妨げないことが大切です。

また、型番ごとの数値を優先しつつ、基本はなだらかな下りの勾配を意識しましょう。最後に少量の水で試運転を行い、本体接続部、ホース途中、排水口接続部、床面を順に見ます。

一方で、排水口からホースを外して掃除したあとは、元どおり取り付ける必要があります。もし、固定が甘いと水漏れにつながるため、最後まで緩みを確認すると安心です。

洗濯機の排水ホース交換を知らせるサインとは

排水ホースは、ある日突然破損することもありますが、多くは小さなサインが先に出ます。また、床のぬれ、ホース表面の傷み、排水口付近のニオイは見落としたくないポイントです。

以下では、洗濯機の排水ホース交換を知らせるサインを確認します。

床周りやホースからの水漏れ

床に水がにじむ、洗濯のたびにホース表面がぬれる、本体の下が湿るなどの症状は、排水ホース交換を考えるサインです。排水ホースや排水口接続部から水が漏れている症状では、ホースの外れや破損、接続部の不具合を確認しましょう。

また、接続部の水漏れは、ホース自体の破損ではなく、差し込み不足や固定具のずれでも起こります。特に、取り付け状態を見直しても改善しない場合は、新しいホースへの交換を検討しましょう。

長年の使用によるホースの劣化・破損

排水ホースは樹脂部品のため、長く使用すると硬化し、亀裂や破れが生じやすくなります。

もし、排水ホースにキレツや破れが見られる場合は交換が必要です。特に穴あきや破れは劣化が原因である場合が多いのです。また、表面の白っぽい変色、押すと硬い、曲げると細かな線が見える状態なら、漏れていなくても交換を検討しましょう。

排水口付近からの気になる悪臭

もし、下水のようなニオイが気になる場合は、排水ホースそのものだけでなく、排水口内部のゴミや排水トラップの状態も確認しましょう。排水口にゴミがたまると、水の流れが悪くなり、ニオイや乾燥不良、排水エラーにつながる場合があります。

また、排水口内の部品汚れや排水トラップの不具合があると、排水口からニオイが逆流することもあります。そのため、ホース交換だけで解決しないときは、排水口掃除もセットで進めましょう。

新しい排水ホースの選び方と準備

新しい排水ホースを選ぶ前に、長さだけでなく、メーカー適合、縦型かドラム式か、排水口位置まで確認しましょう。合わない部品を選ぶと、本体へ差し込めない、排水口まで届かない、水漏れしやすいなどの不具合が起こります。

以下では、新しい排水ホースの選び方と準備を整理します。

メーカーや洗濯機(縦型・ドラム式)に合うサイズを確認する

まず確認したいのは、洗濯機のメーカー名ではなく型番です。排水ホースの品番は機種ごとに分かれているため、真下排水では別売部品が必要になります。縦型とドラム式でも引き回し条件や必要な部材が変わるため、同じメーカー内でも部品が使用できるとは限りません。

また、ホースを短くしたい場合でも、切れるホースと切れないホースがあるため、くびれ部以外を切断しないよう注意しましょう。購入前に現在付いているホースのタイプを確認しておくことがポイントです。

交換作業に必要な道具リスト

準備物は、新しい排水ホースのほか、バケツ、雑巾やタオル、ゴム手袋、必要に応じてはさみやカッター、ペンチ、ドライバーです。また、排水口掃除の前にあらかじめ汚れを落とすためのブラシ類や、ゴミを入れる容器もあわせて準備しておきましょう。

固定具の種類によって工具が変わるため、外す前に一度のぞき込んで確認すると作業がスムーズに進みます。もし、床をぬらしたくない場合は、洗濯機の下へ吸水シートや不要な布を敷く方法も有効です。

排水ホースを長持ちさせるためのお手入れ・予防策

せっかく排水ホースを取り替えても、排水口のごみ詰まりや無理な引き回しが続くと、再び流れが悪くなります。そのため、日常のお手入れと設置状態の見直しを続けることが、排水ホースの交換回数を減らす近道です。

以下で、排水ホースを長持ちさせるためのお手入れと予防策を確認します。

定期的な排水口とホースの掃除方法

排水口掃除は月に1回程度を目途に行いましょう。手順としては脱水運転で水を抜き、排水ホースを排水口から外し、残った糸くずやごみを掃除してから元どおりに差し込むという流れです。特に、排水ホースの中にごみが残っている場合は、見える範囲だけを掃除し、奥へ棒状の物を無理に押し込まないようにしましょう。

もし、流れが改善しない場合は、排水口の奥や本体側に原因があるケースもあるため、水道修理業者や販売店へ確認すると安心です。

適切な勾配を保つための設置の工夫(かさ上げ台の活用など)

排水ホースは、途中で高く持ち上がりすぎないように設置することがポイントです。10cm~15cm以下を目安にしつつ、ねじれやつぶれのない引き回しを前提に確認します。もし、排水口位置が合わずに無理な立ち上がりが生じる場合は、設置スペースを見直したり、かさ上げ台や適合部材の使用を検討しましょう。

また、型番によって必要部材は変わります。特に、真下排水や防水パン形状が特殊な環境では、直下排水キットなどの別売部品が必要になるケースがあります。こうした設置変更は自身で無理に進めず、販売店や施工担当者へ確認すると安心です。

自身で交換するのが難しい場合の対処法

排水ホース交換は、設置条件や本体構造が複雑な場合は、最初から水道修理業者や販売店へ依頼したほうが結果的に早く解決することもあるでしょう。以下で、自身で交換するのが難しいケースの対処法を確認します。

無理をせず水道修理業者に依頼すべきケース

依頼を考えたいのは、排水口が本体の真下にある場合や、排水ホースの取り出し口と排水位置が違うケース、本体底面からホースの引き出し位置を変更する必要があるケース、本体下部から水が漏れているケースの4つです。

また、ホースを交換してもニオイが消えないケースや、排水エラーが続くケース、排水口の奥が詰まって掃除しきれないケースも、無理に自身で対応しないことが肝心です。もし、洗濯機側ではなく排水口や排水管側の問題なら、水道修理業者に依頼しましょう。

水道修理業者に依頼した際の費用の目安

やまなし水道職人は、洗濯機の蛇口水漏れや洗濯機の排水口つまりを下記の料金を目安として、ご案内しております。(令和8年5月時点)

洗面所(水漏れ)

  • 低度のパッキン交換など2,200円~
  • 中度のカートリッジ交換など16,500円~
  • デッキ式水栓交換など19,800円~
  • 出張料金が3,300円/出張1回

洗面所(つまり)

  • 薬品洗浄5,500円~
  • 高圧ポンプ26,400円~
  • 高圧洗浄38,500円~
  • 出張料金が3,300円/出張1回

修理箇所の状況や設備環境によって変動し、実際の金額は現地確認後に確定します。排水ホース交換だけで済むのか、排水口掃除や本体まわりの点検まで必要なのかで作業費は変わります。

詳しくはやまなし水道職人のサービスページをご覧ください。
洗面所のつまり・水漏れ

洗濯機トラブルならやまなし水道職人にお任せ

洗濯機の排水ホースまわりは、水漏れとつまりが重なりやすく、見た目だけで原因を特定しにくい箇所です。
また、やまなし水道職人は、山梨県内の洗濯機の蛇口からの水漏れや洗濯機の排水口つまりを受け付けています。

お見積りは無料で、365日24時間、お問い合わせを受け付けていますので、お気軽にご相談ください。

※本記事でご紹介している方法は、一般的な対処法の例です。
作業を行う際は、ご自身の状況や設備を確認のうえ、無理のない範囲で行ってください。
記事内容を参考に作業を行った結果生じた不具合やトラブルについては、当社では責任を負いかねます。
少しでも不安がある場合や、作業に自信がない場合は、無理をせず専門業者へ相談することをおすすめします。

最新のコラム