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洗面台のシャワーホースを交換するときの費用と選び方を解説!
自宅にある洗面台のシャワーホースが古くなった場合や、故障をしてしまったときに業者に依頼するのか、自分でも交換ができるのか悩む人も多いでしょう。実は、ポイントやコツを掴んでしまえば、簡単に交換することは可能です。
この記事では、交換方法や選び方を解説していきます。また自分でする交換と業者に依頼する交換では、どのくらい違うのかを合わせて確認してください。
洗面台のシャワーホースの交換
はじめに、交換するときに確認しておきたい大切なポイントをお伝えします。
本体とシャワーホースのつなぎ目を確認
長年使用していると「水栓は使用できるのにホースの部分だけ亀裂が入ってきた」などのトラブルが発生してきます。交換するまえは、カランとホースのつなぎ目から確認するようにしてください。
場所は、洗面ボウルの下側にある扉を開けてみましょう。内側からボウルを見上げるとつなぎ目が見えるハズです。荷物が収納されている場合は、すべて外に出してから確認するようにしましょう。
ワンタッチジョイント
つなぎ目にはワンタッチジョイントというタイプがあります。一般的にはこちらのタイプを使用している家庭が多く、簡単に交換作業ができる仕組みになっているのが特徴です。ジョイントを特定する際のポイントはジョイントの形状です。
下に引き下げスライドできるタイプであれば、こちらのタイプだと覚えておきましょう。ジョイント部分に色が塗られているものや、プラスチック製でできているものも販売されています。
ナット締めタイプ
そのほかにナット締めタイプがあります。こちらは専門的な作業があり、難易度も高いため、メーカーでは工事業者に依頼することをすすめています。水道業者であれば、経験も豊富で信頼性が高いといえるでしょう。
費用がかかるといって無理に自分でおこなうと、逆に壊してしまう場合もあります。余計な費用がかかるまえに、専門業者へ相談してください。
洗面台の型に合ったシャワーホースを選ぶ
間違いなく選ぶポイントがいくつかあります。ここから選び方の重要ポイントを解説しますので、参考にしてください。ポイントは、全部で4つあります。順を追って細かく説明するため、覚えておきましょう。
蛇口のメーカーと合わせる
使用しているメーカーと、合わせることが大切なポイントです。水栓やキャビネットと同メーカーのものを購入して交換しましょう。
シャワーホースの長さに注意する
次に長さに注意することも重要です。ホースが折れ曲がってしまうと、亀裂が入り劣化が早まる可能性があります。使用しているものの長さを測り、同じ長さのものか近い長さを選ぶように心がけましょう。
シャワーホースの材質で選ぶ
主な材質は、金属でできているものとゴムでできている2種類です。金属は、折れ曲がりにくく丈夫である特徴があります。ただし、壊れてしまうとケガをしやすいので注意しましょう。
そして主に家庭でよく使用されているのがゴムでできているタイプです。軽くて柔らかいですが、折れ曲がることもあります。それぞれの特徴で選ぶこともおすすめです。
現在使用しているものと同じものを選ぶ
1番安心な選び方は、いま使用しているものと同じものを選ぶことです。取付け方や形状が同じであるため、迷うことがありません。ただし古いものになると、販売が中止されてしまうので注意してください。
洗面台のシャワーホース交換費用は?
交換作業を自分でするのが不安な方や、ナット締めタイプのつなぎ目を使用している方は、業者に相談してみましょう。業者に依頼する場合に気になるのは、交換にかかる費用です。
ここからは、業者に依頼した場合の費用と自分で交換した場合の比較をしていきます。
業者に依頼する場合
業者に依頼する場合は、はじめに見積りを取りましょう。複数社の見積りを比較しながら、自分に合った業者を探すことがポイントです。見積りには、基本料金や作業費、部品代などが加算されます。
しかしホースの交換であれば、格安でして貰えることもあるため確認してください。交換作業の相場は、約8,000円〜10,000円程度だと考えておきましょう。この価格には部品代も含まれています。最終金額がいくらになるか確認しておきましょう。
自分で作業を行う場合
自分で作業をおこなう場合には、部品代だけで済んでしまうメリットがあります。しかし慣れていないと時間がかかり、壊してしまうことも考えられます。
部品代の相場は、約3,000円〜9,000円程度です。部品は、ホームセンターなどで入手できます。業者に依頼した場合とそれほど変わらない場合があるため、業者に見積りを貰ってから、自分で作業するかを検討してもよいのではないでしょうか。
洗面台シャワーホースの交換手順
交換をおこなうには、手順を間違えないように作業することが大切です。そこで、正しい交換方法を順番に解説していきます。
止水栓を止める
はじめに止水栓を止めましょう。水の流れを止めなければ、ホースから大量の水が溢れだしてしまいます。手で回すハンドルと、ドライバーで回すネジタイプがあるため、形状にあった方法で閉めていきましょう。
水受けタンクを外す
その次に水受けのタンクを外します。この中には、シャワーから洗面台へ流れてくる水が溜まっています。外すときはこぼさないように注意してください。タオルを下に敷いて、バケツで受けられるようにしておくと便利です。
シャワーホースをカランから外す
ワンタッチ式であればジョイントをスライドさせて、下に引き抜くと簡単に外れます。引き抜いたら継ぎ目も外してください。時計回りに回すと取れる構造ですが、固いときはプライヤーで掴み外してみましょう。
シャワーホースを引き抜く
ヘッドが付いたままホースを引き抜きます。洗面ボウル側に向かって引っ張ることが基本です。製品によっては、ホースが引っかかって取りにくい場合もあります。
新しいシャワーホースを取り付ける
取扱説明書を参考にして、古いものから新しいものへ交換していきましょう。手順は先ほどおこなったものと、逆手順ではめていきます。ジョイントを変えたい場合は、ホースをいれたあとに新しいものと交換してください。
シャワーホースをカランに取り付け止水栓を開ける
最後にジョイント部分をスライドさせ本体に取り付けていきましょう。しっかりはまっているか、最終確認をおこなうことも大切です。止水栓を開けたら水がしっかり出ているか、水漏れはないかを確認して完了になります。
まとめ
交換作業をするときは、いくつかの確認項目があります。間違えないようにしっかりチェックしておきましょう。メーカーや型番、種類によって取り付けが可能なものと、できないものがある点も理解してください。
蛇口メーカーと合わせることや、販売中止になっていなければ同じものを購入するのがおすすめです。つなぎ目の形状も同じであるため、安心して交換できます。しかし、ワンタッチ形状でないときは、作業自体が難しいため業者に依頼してください。
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