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水漏れは三角パッキンが原因?種類や交換方法をわかりやすく解説!

水を出すと、どこからともなく水漏れを起こしていて困ったことはありませんか。蛇口や吐水パイプの根元から出ている場合は、パッキンの劣化かもしれません。

パッキンの劣化を放置していると、水漏れがどんどん酷くなってしまいます。そこでこの記事では、原因や種類交換方法などを詳しく解説していきます。簡単にできるので、参考にしてみてください。

水漏れしている原因は三角パッキンの劣化

蛇口や水道関係は10年が寿命だといわれています。そ少量の水が蛇口の根元から漏れている場合は、三角パッキンが劣化していると考えましょう。

三角パッキンとは?
内部に設置されている三角の形状をしたゴム製のパッキンです。水を出す際に、ほかの場所から漏れることを防ぐ役割を持っていますが、経年劣化と共に硬化します。やがて亀裂が入り、そこから漏れ出してしまうのです。

蛇口下側から水漏れを起こしている
ハンドルの下側から漏れているケースがほとんどです。蛇口やハンドル、パイプなどから少量の水漏れを発見した場合は、交換の時期だと考えておきましょう。主にこの3箇所のトラブルは、水栓内部であることが一般的です。

三角パッキンはどこにある?蛇口の構造を知ろう
内部は、さまざまな部品で組み立てられています。蛇口のビスを外して解体していくと、袋ナットと座金の間に挟まっているのです。

三角パッキンを交換するときはサイズを確認
交換する際の注意点として、サイズをしっかり確認しておくことが重要です。主に2種類のサイズが存在しています。呼び径が13mmのタイプと、呼び径が20mmのものです。主に家庭で使用されているのは13mmですが、確認することが大切になります。

三角パッキンの交換方法

ここからは、交換方法を紹介していきます。

事前に準備しておくもおの
新品の部品はもちろんですが、そのほかに交換に必要な工具を準備しておきましょう。主な工具は、水栓用のレンチやスパナ、プラスドライバーになります。軍手や雑巾も準備してください。

作業前に止水栓を止める
はじめに止水栓を止めてください。作業中に水の流れが止まっていないと、大量の水が溢れだします。床や壁などを水浸しにしないためにも、必ず止めてください。

蛇口を開いて残留水を流す
次に、蛇口を開いてなかに残っている水をすべて出しましょう。水が止まらない場合は、止め方を間違えている可能性があります。再度止水栓を確認してください。

ビスをゆるめてハンドルを外す
水栓用のペンチやスパナを使い、ビスをゆるめてハンドルを外しましょう。そのあと逆さにして、底の部分をプライヤーで軽く叩くと中の部品が取り外せます。ビスを外した穴にドライバーを差し込み回転させると、簡単に解体することが可能です。

袋ナットをゆるめて三角パッキンを交換する
ハンドルの下側に膨らんだ部品があります。その中にパッキンが入っているので、袋ナットを緩めて交換していきましょう。ナットを緩める場合は、スパナやレンチを使用すると、力を入れずに外すことが可能です。

逆の順番で元に戻す
無事に交換できたら、解体した逆の順序で元に戻します。主な手順は、ナットを締めてハンドルをはめます。そのあとビスで固定したら止水栓を開き、水が漏れていないかを確認してください。正常に出るようなら完了です。

三角パッキンはどこで購入できる?

ここからは、三角パッキンを購入できる主な販売店とその特徴を紹介します。

ホームセンター
すぐに購入したいのであれば、ホームセンターがおすすめです。さまざまな種類が置いてあり、購入しやすいことが特徴です。大きいホームセンターであれば、専門の担当者が配属されているため、サイズについての相談もできます。

購入するのが初めてだという方は、相談できる場所が安心でしょう。伝え方がわからない場合は、取り外したものを持参して行く方法もおすすめです。

ネット通販
呼び径や種類がわかっている人は、ネット通販がおすすめです。店舗に行く手間が省け、自宅まで商品を届けてくれるのが通販の魅力でしょう。忙しくて店舗に行く時間がない人も、ネット通販を活用してください。

ただし、よく確認しないと種類やサイズが異なる場合もあります。小さな部品であるため、返品不可商品であることも考えられます。購入する際は、下調べをよく行ってください。

100均ショップ
最近ではダイソーなどの100均ショップでも、販売されています。しかしホームセンターと比較すると種類は少なく、販売されているサイズや種類が限られています。お得に購入できる店舗ですが、サイズや種類をよく確認しましょう。

TOTO
メーカー品の方が安心だという人は、TOTOでも購入が可能です。直接メーカーで購入することも可能ですが、問い合わせや足を運ぶことが面倒な場合はネット通販を併用しましょう。

サイズや形状、品番がわかるのであれば検索が可能です。キーワードで検索することもできるため、探してみるのもひとつの選択肢になります。

カクダイ
水道用品や水栓金具を専門に取り扱っているメーカーです。メーカーのWebサイトでは、キーワード検索や、品番検索ができる仕組みになっています。専門メーカーですが料金も安く販売されているのが魅力です。

100均ショップとさほど変わらない料金で入手できるため、いちど検索をしてみましょう。Webカタログで検索することが可能です。

KVK
水まわり商品の専業メーカーです。水回り全般の部品や商品を取り扱っているため、求めている商品が探しやすい特徴があります。パッキンのほかにも、蛇口や金具、継手なども購入可能です。

自分で交換できる方は、ついでに古くなっている場所を修理してしまうのもおすすめです。オンラインショップや楽天でも購入ができます。

三角パッキンを交換しても改善されない場合は?

交換しても改善されない場合は、どうしたらよいのでしょうか。とても不安になってしまいます。そこで改善されなかった場合の、次なる対処法をここから紹介していくので諦めないでください。

水道業者に相談する
まずは専門の水道業者に相談をしてください。その際、漏れていた箇所や自分で交換した旨を業者に伝えておきます。調査に来てもらい状態を確認してもらいましょう。自分で行った作業方法が、違っている可能性があるからです。

三角パッキンの交換だけなら金額も安い
水回りの設備は消耗品です。もしかしたらほかにも不具合を起こしている可能性があります。パッキンの交換だけであれば5,000円ほどの料金が相場です。ほかに不具合が生じていた場合は、必ず見積りを取りましょう。

まとめ

水回りの部品は消耗品であり、寿命も10年ほどといわれています。内部の部品は使用頻度や状況によって、それより短い場合があります。少量の水漏れがハンドル下から起こっていたら、三角パッキンの劣化を疑いましょう。

交換作業だけなら簡単に対処できます。初めての人手も注意点を守り、手順にそって行えばできるバズです。メーカーの取扱説明書があった場合は、そちらを確認しながら作業を行ってください。

交換しても改善されない場合や、違う場所からも漏れ出した場合は、専門業者に相談してみましょう。早めに対処することで被害を最小限に抑えられます。

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