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台所排水溝つまりのピンチに!自分でできる7つのつまり解消法と業者選びの注意点

台所の排水溝が詰まってしまったら、どうすればいいのでしょうか。

すぐにでも業者に依頼したいところですが、まずは自分でもできる方法を試してみるのがおすすめです。

この記事では、自分でもすぐにできる台所の排水口つまりを解消する方法をご紹介します。

業者に依頼する際の判断基準と注意点も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

台所の排水口つまりの解消方法7つ紹介

キッチンの排水口つまりは、油汚れや食材カスが溜まって起こるトラブルです。

放置すると、さらにつまりがひどくなり、排水そのものが全くできなくなることもあります。

そこで今回は、台所の排水口つまりを解消する方法を7つご紹介します。

どの方法も簡単に試せるので、ぜひ参考にしてみてください。

お湯とタオルでつまりを取り除く方法

排水口のつまりを解消する方法として、タオルとお湯を使う方法があります。
軽い油汚れであれば、この方法で簡単に解消することができます。

 

①排水口のフタや排水トラップを外し、溜まったゴミを取り除く。

②排水溝の穴にタオルを詰めて栓をする。

③タオルの端をシンクの外に出して、持ちやすいようにしておく。

④シンクに40〜50度のお湯をためる。

⑤タオルを抜いて、お湯を流す。

 

タオルは、汚れてしまうので、不要なものを使うようにしましょう。
また、排水管の耐熱温度は約60℃であるため、お湯の温度にはご注意ください。

ラバーカップを使用してつまりを除去する

台所の排水溝のつまりを取り除く方法として、ラバーカップを使用して取り除くという方法があります。
ラバーカップは物理的な圧力でつまりを取り除くため、つまりを解消するのに効果的です。

ラバーカップは、100円ショップやホームセンターで手に入ります。

前述のお湯とタオルでつまりを取り除く方法でつまりが解消しない場合には、ラバーカップの使用を試してみましょう。

 

ラバーカップを使用してつまりを除去する手順は以下の通りです。

 

①マスクを着用し換気を行う。

②排水口の蓋・ごみ受け皿・排水トラップの蓋を取り外す。

③ラバーカップを排水口に垂直に当てる。

④ゆっくりとカップを押し込み、密着させた後、一気に引き上げる。

⑤水が正常に流れるまで繰り返す。

 

ラバーカップを使用する際には、押すときはゆっくり、引くときは一気に動かすことがポイントです。

ただし、水道を通らないほど大きな固形物が原因の場合は、ラバーカップは効果がありません。

固形物が原因の場合は、真空式パイプクリーナー等を試してみましょう。

真空式パイプクリーナーは、強力な吸引力で固形物を吸い出すことができるため、ラバーカップで対処できない詰まりにも効果的です。

重曹・クエン酸を使用してつまりを除去する

台所の排水口つまりを解消するには、重曹とクエン酸を使った掃除がおすすめです。

重曹はアルカリ性、クエン酸は酸性なので、両者を混ぜると反応して炭酸ガスの泡が発生します。

この泡が汚れを浮かせて洗浄し、排水溝つまりを解消します。

 

掃除手順は、以下のとおりです。

 

①排水溝カバーを取り外す。

②排水口に重曹をまく。

③クエン酸溶液(クエン酸大さじ2杯を水1カップで溶かした液体)を流し込む。

④お湯をかけて30分ほど放置する。

⑤洗い流す。

 

注意点としては、お湯の温度は約50度〜65度に保つこと、塩素系洗剤との混用を避けることが挙げられます。

温度が高すぎると排水溝に傷をつけてしまう恐れがあり、塩素系洗剤を混ぜてしまうと有毒ガスが発生してしまうためです。

重曹とクエン酸を使った掃除は、化学薬剤を使わずにつまりを解消できるため、環境にも人体にも優しい方法です。

また、食品添加物なので安心して使用でき、キッチンや洗面所の清潔維持にも役立ちます。

 

塩素系漂白剤を使って洗浄する

台所の排水口つまりの解消法として、塩素系漂白剤を使った洗浄法があります。

塩素系漂白剤には、汚れや菌を分解する強力な働きがあるため、頑固なつまりや汚れがある場合にも効果が期待できます。

塩素系漂白剤を使う際は、以下の手順で作業を行います。

 

①マスクとゴム手袋を着用し、換気をする。

②排水口から蓋とごみ受け皿を取り外す。

③排水トラップを外して、溜まっている水を吸い出す。

④塩素系漂白剤を汚れに塗布する。

⑤製品の指示に従って、5〜30分放置する。

⑥水を流して汚れと漂白剤を流す。

 

排水トラップの内部をこする場合は、歯ブラシではなく、スポンジや雑巾を使うとよい でしょう。

塩素系漂白剤は刺激が強いため、使用中は換気をしっかり行い、使用後は十分に換気を行ってください。

また、塩素系漂白剤は金属や木製品などを変色させたり、劣化させたりする場合があるため、使用する際は注意が必要です。

 

液体パイプクリーナーを使用して洗浄する

台所の排水口つまりを解消する方法の一つに、液体パイプクリーナーを使用する方法があります。

液体パイプクリーナーは、水酸化ナトリウムや次亜塩素酸ナトリウム、界面活性剤などの成分が含まれており、油汚れや髪の毛などの汚れを分解・除去する効果が期待できます。

 

液体パイプクリーナーの使い方は以下の通りです。

 

①排水口のフタやゴミ受け皿を取り外し、排水管が見えるようにする。

②パイプクリーナーの説明書に従って、適量を排水管に入れていく。

③10分~30分ほど放置する。

④最後にたっぷりの水で洗い流す。

 

液体パイプクリーナーは強力な成分を含むため、使用時には換気を行い、手袋やゴーグルなどの保護具を着用する等の注意が必要です。

また、酸性の洗剤や塩素系洗剤との併用は、有害ガスが発生する危険があるため、避けましょう。

液体パイプクリーナーは、軽度のつまりであれば十分に解消することができます。

しかし、完全に固まった汚れや、長期間放置された汚れには、期待した効果を得ることができません。

このような場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。

落としたものを除去する

台所の排水口がつまり、水が流れなくなったら、まずは落としたものを除去しましょう。

落とした物が目視で確認できる場合は、手で取り除くことができます。

排水トラップを外して、排水管の奥に物が見える場合は、トングやピンセットなどで取り除きましょう。

落とした物が目視で確認できない場合は、専門的な器具が必要です。

排水管の分解や、トーラーと呼ばれるワイヤー状の工具を使用して、つまりを解消します。

自分で作業するのが不安な場合や、排水溝の奥の方にある詰まりは、水道業者に依頼しましょう。

 

ワイヤーブラシを使用して削り取る

排水管のつまりを解消する方法として、ワイヤーブラシを使用する方法も有効です。

ワイヤーブラシは、排水管の壁に沿って前後に動かし、つまりの原因となる汚れを削り落とすことでつまりを解消します。

ワイヤーブラシは、ホームセンターなどで入手可能です。
家庭用と業務用があり、家庭用は長さ1〜3m程度、業務用は10m以上の長さのものもあります。

ワイヤーブラシを使用する際は、以下の点に注意が必要です。

 

・ 排水管の奥まで押し込むと、排水管を傷つける可能性があるので注意する。
・ ワイヤーを過度に回転させると、ワイヤーが折れる可能性があるので注意する。
・ ワイヤーブラシだけでは、溶けない固形物や吸水して膨らむ素材、古い油の塊などの場合は、つまりを解消できない可能性がある。

 

ワイヤーブラシでつまりを解消できない場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。

 

排水溝つまりの処置でやってはダメなこと

排水溝つまりは、日常生活で誰でも経験することがあるトラブルです。

自分で対処できる場合もありますが、間違った方法で対処すると、事態を悪化させてしまうこともあります。

ここでは、排水溝つまりの処置でやってはダメなことについて、2つのポイントを見ていきましょう。

固形物を無理に押し込まない!

固形物が排水溝のつまりの原因である場合、特に注意が必要です。

道具を使わずにつまりを解消しようとすると、固形物を排水管の奥に押し込んでしまう恐れがあります。

 

排水溝つまりの解消は、適切な道具と方法で

排水溝つまりの解消には、適切な道具と方法が不可欠です。

ラバーカップや真空ポンプなどの道具をきちんと使うことができれば、つまりの原因を的確に取り除くことができるようになります。

また、液体パイプクリーナーを適切に使用し、異物の予防にも気をつけましょう。

 

業者に依頼するレベルかどうかの判断基準

排水溝の詰まりに対処する際、自分で行うべきかどうかの判断基準は、簡単な方法(タオルやお湯の利用など)で解消できるかどうか、および詰まりの場所が視覚的に確認可能な範囲内にあるかどうかです。

しかしながら、以下のような場合には専門業者の協力を求めることが適切です。

 

・流れが改善されない場合

・詰まりが深刻な場合

・排水管内に問題がある場合

・特殊な工具や専門知識が必要な場合

・自己修理による悪化の可能性がある場合

 

これらの状況では専門家に相談し、効果的かつ安全な解決を図ることが重要です。

 

台所の排水溝つまりの修理を業者に依頼する時の注意点は?

このセクションでは、台所の排水溝つまりの修理を業者に依頼する際に注意すべきポイントについて紹介します。

悪質な業者による高額な請求から身を守るために、しっかりと確認しましょう。

 

悪質な業者だと高額な請求をされる

台所の排水溝つまりの修理を業者に依頼する際は、悪質な業者による高額請求に注意が必要です。

悪質な業者は、不要な大型工事を執拗に勧めたり、作業終了後に高額な料金を求めたりすることがあります。

そのため、見積もりを依頼したら、作業内容や料金の確認を十分に行い、再度見積もりを行って内容を確認することが重要です。

また、格安な基本料につられて依頼する前に、他に掛かる費用を確認することも大切です。

 

口コミや公式サイトで信頼できる業者かチェックする

台所の排水溝つまりの修理を業者に依頼する際は、口コミや公式サイトで信頼できる業者かどうかをチェックすることが大切です。

 

口コミサイトやSNSなどで、業者の対応や作業内容、料金などについて、実際に利用した人の意見を参考にしましょう。

また、業者の公式サイトに掲載されている情報も、信頼できるかどうかの判断材料になります。

 

具体的には、以下のような点を確認しましょう。

 

・業者の所在地や営業許可の有無

・対応エリアや作業内容

・料金体系

・修理実績

・保証内容

 

業者によって、対応や作業内容、料金体系などは異なります。

複数の業者の情報を比較して、自分に合った業者を選ぶことが大切です。

なお、口コミはあくまでも個人の感想であるため、あくまでも参考程度に留めておくことが大切です。

複数の口コミサイトやSNSを比較して、総合的に判断するようにしましょう。

 

台所の排水溝つまり修理で業者を選定するポイント

台所の排水溝つまりは、自力で解決できる場合もありますが、状況によっては業者に依頼する必要があります。

業者に依頼する際には、以下のポイントを押さえておくと、安心して作業を任せることができるでしょう。

 

・一般的な料金相場を調べておく

・地域の水道局指定工事店に絞る

 

これらのポイントを押さえて業者を選定することで、台所の排水溝つまりの修理をスムーズに進行できます。

 

一般的な料金相場を調べておく

排水溝つまりの修理費用は、つまっている原因や、作業の方法によって異なります。

一般的に、薬剤で溶かせる程度の軽いつまりであれば、費用相場は4,000円程度です。

しかし、油汚れがひどくて高圧洗浄機による洗浄が必要となれば、費用は1万5,000円から3万円にものぼります。

そのため、業者に依頼する前に、まず自分の家の排水溝つまりの状況を把握し、一般的な料金相場を調べておくことが重要です。

そうすることで、高額な費用を請求されるリスクを回避することができます。

地域の水道局指定工事店に絞る

水道局指定工事店とは、水道局から技術や施工能力を認められた工事店です。

そのため、排水溝つまりの修理においても、適切な方法と技術で作業を行うことができます。

また、水道局指定工事店は、水道法に基づき、保険に加入している場合がほとんどです。

万が一、作業中に事故が起こった場合でも、保険で補償されるため、安心して依頼できます。

地域の水道局指定工事店を探すには、水道局のホームページや、インターネットの検索エンジンで「水道局指定工事店」と検索するとよいでしょう。
また、地域の商工会や商工会議所にも、水道局指定工事店の紹介を行っている場合があるので、確認してみるのもおすすめです。

 

まとめ

この記事では、台所の排水溝つまりの解消方法と、業者に依頼する際の注意点について解説しました。

自分でできる方法は、タオルやお湯、ラバーカップ、重曹とクエン酸、ワイヤーブラシなどがあります。これらの方法で改善しない場合は、業者に依頼する必要があります。

業者に依頼する際は、悪質な業者による高額な請求に注意し、口コミや公式サイトで信頼できる業者かどうかをチェックすることが大切です。

また、山梨県内で水道トラブルにお困りの方は、24時間365日対応可能な「やまなし水道職人」にご相談ください。

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この記事を参考に、台所の排水溝つまりの解消に役立てていただければ幸いです。

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